交通事故topics

2013年9月10日 火曜日

保険会社に示談を持ちかけられたが,示談してよいのかどうかわからない。−症状固定と関連して−

交通事故被害者の方に,相手方の担当者から,病院の治療費打切りを告げられて,そろそろ示談しましょうと持ちかけられた事件類型の話のつづきです。





主治医の先生が症状固定と診断し,後遺障害診断書を書いて,それから後遺障害等級が分かるのにだいたい1ヶ月以上かかってもおかしくはありません。


後遺障害等級が無等級とわかれば,他の損害額と合算して全損害額が決まります。後遺症慰謝料が0,後遺症による逸失利益が0とわかるからです。


14級以上とわかった場合に、後遺症慰謝料や後遺症による逸失利益が決まり,その他の損害額と合算して全損害額がきまるのと同じです。


それなのに,相手方担当者から後遺障害はまったくないことを前提に,まだ症状固定するまえに示談の話をすすめられてしまうのは不当です。


こういうことがあったために,治療をやめてしまい,後遺障害の診断まで受けないで示談してしまう場合もあるようです。


このようなことにならないように,まずは弁護士に相談されてはいかがでしょうか。


投稿者 アスター法律事務所