所長ブログ

2013年4月19日 金曜日

新橋・パナソニック汐留ミュージアム・幸之助と伝統工芸③

有楽町で法律事務所をしている弁護士の佐々木です。今回も法律相談とは 関係のないプライベートの出来事について述べていきます。引き続き 「幸之助と伝統工芸」です。



茶道具であれ,なんであれ,松下が収集したのはおもに日本の伝統工芸品です。また,日本の伝統工芸品や芸術は,一般に,精神性が高く,また伝統の技術に裏打ちされたものであると感じるのは私だけではないでしょう。

また松下は戦後日本の復興にも「素直な心」をもってすべきであると考えていたようです。

また松下が日本の文化に大きな影響を与えたことは誰もが知っているところです。

こう考えると松下は,極めて日本固有の文化を代表するものとして「素直な心」や「ものづくりの心」を述べていたように思えます。



しかし,松下の没後(1989年),松下電工は1997年から,社会貢献の一環としてジョルジュ・ルオーの作品の収集を行なっています。これは,松下の精神を具体化するもので,松下の生前の考え方とは矛盾しないことと思われます。



そこには,芸術に対する感性として一貫した精神性や人格を感じ取れるからです。



「幸之助と伝統工芸」展の展示と連続する一部屋としてルオーギャラリーをやってましたので,私もルオーギャラリーを見て来ました。ルオーの絵は素朴で構図や技術が一貫していて印象深いと思いました。



ーおわりー

投稿者 アスター法律事務所