所長ブログ

2013年4月19日 金曜日

新橋・パナソニック汐留ミュージアム・幸之助と伝統工芸①

有楽町で法律事務所を経営している弁護士の佐々木です。今回も法律相談の話ではありませんが,プライベートであった出来事について述べていきます。



先日,伝統工芸に関する展示会に行って来ました。
それは,タイトルは「幸之助と伝統工芸」で,主催は,パナソニック汐留ミュージアム,日本経済新聞社です。
場所はパナソニック東京汐留ビル4階です。



松下電器(パナソニック)の創業者である松下幸之助は,生前,文化を支援していました。
なかでも,茶道に親しみ,茶道を学ぶことで「素直な心」を育てることを主張していました。

「幸之助と伝統工芸」展でも,パナソニック株式会社蔵の優れた茶碗や,茶釜,花生け,また,東京国立近代美術館蔵の友禅などが展示されていました。

松下は,その活動の端々に,国家や国境を超えた,人類全体を考える視点を持っていました。
それはものづくりだけではなく,文化支援活動にも表れていたといえるでしょう。



茶道を通じて「素直な心」を涵養し,この「素直な心」があれば,その一端として戦争にならないし戦争の被害から国を復興できると考えていたようです。「美」を感じる心,審美眼というものは,正義感,公平感や調和を重んじ,平和を重んじる心に通じていると思うのは私だけではなく,多くの人も同じなのではないでしょうか。


ただし,これは理想であり戦略であるということで,現実,実現手段や戦術は,別途のものです。言うは易し行うは難しと思いますが,松下はパナソニックという会社の精神的支柱として,社員だけではなく,社会全体をリードし,日本という国家に計り知れない影響を与え,また世界に影響を与えていったことと思います。



また,松下は,茶道に親しむうち,茶器をつくる職人に興味を持ったようです。



ーつづくー

投稿者 アスター法律事務所