交通事故topics

2013年2月 7日 木曜日

むち打ち症の治療の必要性・相当性に関する裁判例④ーつづきー

むち打ち症の治療の必要性・相当性に関する裁判例・平成13年7月12日大阪地方裁判所判決④ーつづきー


(治療費は全額、

休業損害は153万円、

慰謝料は80万円認められた判決)



・この判決では、休業損害として153万円が認められました。その際、症状や仕事の内容から判断して労務に対する支障の程度を認定して、割合的に休業損害を認めました。


「上記事実によれば、原告は、本件事故当時、月収三〇万円程度のアルバイト収入を得ており、事故に遭わなければ同程度の収入を得られる見込みがあったというべきである(なお、勤務先のパブが違法な営業活動を行っていたとしても、そのアルバイト店員にすぎない原告の休業損害計算における基礎収入を考える上では、特段の考慮を必要としないというべきである。)。」


「そこで、同金額を基礎とした上、その労務の内容や前記原告の傷病内容、通院経過等を総合的に判断すると、事故後三か月間については一〇〇パーセント、その後三か月間については五〇パーセント、その後二か月間については三〇パーセントの割合で労務に支障を生じたものと解するのが相当であるから、休業損害は下記のとおりとなる。
 300,000×(3+3×0.5+2×0.3)=1,530,000」


・むち打ち症でも重い症状だったので、妥当な金額だったのではないでしょうか。

ーおわりー


投稿者 アスター法律事務所